ちゃお
最近祖母が入院していた病院から退院してきまして
とても嬉しいのですが、同居している母から相談がありました。
母「祖母の耳が遠くなって、テレビの音量が大きすぎる」
ということでした。
現状把握のため
祖父母と母の住む家(以降ジーバーホーム)へ
家に近づくに連れてご近所の生活音が…
家に付くと、なんとご近所の生活音ではなく
ジーバーホームのテレビから流れる
ドラマの音だったのです。
同居家族構成
さてここまで読んでいただいて
なぜ年配の人間が同居しているのに音量が大きいのがだめなのか?
と疑問に思った方も多いと思います。
それは以下のような家族構成だからです。
実際高齢者と同居をしているご家族で
しっかりと生活スペースが分かれていない場合はありえるパターン
だと思います。
耳がいい人と悪い人が同じスペースいる
このあとこれで四苦八苦することになるのですが…
実は以前友人から同様の相談を受けたことがあります。
その時は友人の家族がオーディオ好きだったため
ワイヤレスヘッドホンで簡単解決しました。
今回もヘッドホンやイヤホンで解決したいですが
そうもいかないのです。
ホコリを被った補聴器
実は過去に補聴器をプレゼントしたことがありました。
それを使って貰えれば簡単解決なのですが
使ったのは1週間くらい
後期高齢者の世代では
特殊な仕事やオーディオなど音響の趣味が無い場合
- 耳になにか入れる
- ヘッドホンを付ける
といったこと抵抗や違和感があるようです。
私自身もずっとイヤホンやヘッドホンをすると
耳が痛くなります。
そういったことを踏まえると
毎日、日常的に後期高齢者が利用するには
イヤホンやヘッドホンは除外するべきだなと考えました。
テレビで喧嘩
各々に聞くと
この問題で結構ギクシャクしていました。
母も介護という新しい仕事が増え、ストレスもあり
こりゃ、早めになんとかしないと…
と感じるほどでした。
母「ご近所に迷惑だし、大きい音でとてもストレスになる」
祖父「大きい音はいやだけど、我慢したらいい」
祖母「家族で話したり、ドラマはみたいけど、迷惑はかけたくない」
という感じで
祖母は迷惑をかけていると感じていて、
食事以外は床に伏せてしまっていました。
想像していたより
ジーバーホームは解散の危機に瀕していたのでした。
さらに上がるハードル
当然色々調べると、各社そういった製品を出しています。
JVC SP-A850-W テレビ用ワイヤレススピーカー みみ楽シリーズ ホワイト
- 出版社/メーカー: JVCケンウッド
- 発売日: 2014/08/21
- メディア: エレクトロニクス
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ソニー SONY お手元テレビスピーカー テレビリモコン一体型デザイン 防滴対応 SRS-LSR100
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- 発売日: 2015/09/12
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
こういった類のものです。
しかしどれも機能と価格が見合っていないよう感じました。
こいつはコスパが悪い…
そして調べていくとウェアラブルスピーカーを利用している方も
いらっしゃいました。
ソニー SONY ウェアラブルネックスピーカー テレビ/映画/ゲーム用スピーカー 音連動バイブレーション機能付き 2017年モデル SRS-WS1
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- 発売日: 2017/10/14
- メディア: セット買い
- この商品を含むブログを見る
このあたりで私も多少お金を出して、どれかを購入するかなぁ~
くらいに思っていたのですが
母と祖父の相談で上記の補聴器の話が出てきたのでした。
「祖母は買っても使うかわからないから、そんな良いものはいらない」
私が一部負担するというのも当然却下され
なんと予算10,000円以下で準備することになりました。
途中経過と条件
長くなるので一旦整理します。
家族の希望
- リビングで話したり、テレビがみたい
- 祖母にだけテレビの音を爆音でお届け
- 予算は10,000円以内
- 話もしたいから、イヤホンやヘッドホンはだめ
- 耳になにかつけるのはだめ
高齢者といわれる年齢の人間が揃うと
なんとわがままなことかっ!wwww
(家族だから言ってます)
そして、その希望に私自身が考える追加条件もあります。
私の考える追加条件
- 簡単で祖父母のみでも操作可能
- 足が悪いのでワイヤレス
上記をまとめると以下のようになります。
赤吹き出しが祖母の希望
青吹き出しが母と祖父の希望です。
とこんなことで始まった祖母孝行企画
どうなることやら
ではまた
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